かわいいうさぎのチャチャこちゃん

うさぎのチャチャとの日常を綴ります

急性胃拡張から復活まで②(2/23 今日のチャチャ・急性胃拡張)

ずっとなでなでを続けたまま、半分寝落ちしながら、朝8:00

様子は変わりません。
4:00の暴れ具合を見ると、私が強制給餌するよりも、病院で見てもらった方が良いだろう、そう思いました。今の状況では投薬も強制給餌と同じ方法でしか行えないので、やめました。

上司に事情を説明して本日も出勤を遅らせてもらい、旦那ちゃんと一緒に病院へ🏥

すぐに先生による触診が始まりました。
「これは…昨日の所見とは全然違います。痛そうだ…。すぐに検査をしましょう。」

もしかしたら鬱滞ではないのかもしれないと思いながら、待合いで待ちます。
そしてすぐに呼ばれ、モニターにはレントゲン写真が映し出されていました。

今まで何度もレントゲンを撮ったチャチャ。
流石に素人の私でも、今回のレントゲン写真は、わかりました。
胃がパンパンに腫れている。お腹の下の部分にいつもは無い黒丸がいっぱいできている。

一瞬、チャチャのレントゲン写真がこの後でてきて、それと比較するためのサンプル画像だ、そう思いましたが、そうではありませんでした。

「これは、今までで一番やばいやつです。胃の中にガスが溜まっている。急性胃拡張といいます。」

先生はいつもどおり、丁寧に説明してくれましたが、「胃が大きくなりすぎて、心臓が押しつぶされている」という説明を受けてから、正確な先生の説明内容を覚えていません。

何度も鬱滞を繰り返したチャチャですが、いつも「心臓は正常な大きさを保っている」という説明を受けていました。それだけに、心臓が正常な大きさを保てていないことの重大性を察することができてしまいました。

・大きくなりすぎた胃が背中の大動脈を圧迫している。
・溜まっていてはいけないガスが沢山溜まっている。
・この状態で強制給餌をすると、ほとんど食べられないで口から溢れてくる状態(⇦朝4時の状態とピッタリ合っていました。)
・これは非常に危ない。

そして、先生が私に言いました。

「ここから飼い主さんに決めてもらわなきゃいけない。チャチャを連れて帰るか、それとも入院させて治療を行うか。チャチャを連れて帰っても、できることは一つもありません。側にいるだけです。ただ、入院しても、治療中に容体が急変して亡くなってしまうこともあります。治ればいいんだけどね…。」

「入院させてください。」即答しました。

できることがあるならしたい。

チャチャは今まで体調が悪かった時に、「急性胃拡張の跡」が見られたことがありました。今までも乗り越えているんだから、今回も大丈夫だ、そうとも思いました。

ですが、先生が「それでは、お預かりします。2〜3日は入院するかもしれない。」の後に「(チャチャに)触っていく?」と言ってくれた時、事の重大性に気づきました。

バーっと涙が溢れました。まさか。まさか…。

チャチャに頑張ってと声をかけて、これが最後なんてことないよね、と祈りながら写真を撮り。
チャチャは依然ぐったり。

「今日は耳から点滴をするから。初めてだね、耳からの点滴は。」先生が励ますように声をかけてくれました。そして夕方に一度電話をするように、指示を受けました。

看護師さんに入院に関する誓約書を書くように依頼を受け、治療費が高額となる可能性があることも伝えられました。チャチャのためなら、いくらかかってもいいです、そういう気持ちでした。

チャチャを預けて出勤する途中、妹に電話連絡。
今日会社を早く上がって、一緒に病院に面会に行こう、という話になりました。

15:00
妹が先に病院に行って面会しようとしたところ、耳からの静脈注射を行なっており、会うことができませんでした。ただ血液検査の結果を先生に聞いたそうで、概ね以下の内容を教えてもらいました。

・脱水を起こしている。
・CKの値が高く、これは非常に痛みが強い状態(正常値100〜200のところ、1019)。
・強い鎮痛剤を打っている。
・肝酵素・腎機能が正常値。これはまだ臓器に影響が出ていないことを意味している。もし、この値が異常値であれば治療の甲斐はないが、正常なため、希望は持てる。
・ひとまず便が出てくれればいいが、今のところ出ていない。

「先生も言葉を選んで話をしてくれたけれど、あとはチャチャの頑張り次第ということだと思うよ。」
妹はそう連絡してくれました。

17:30
病院に電話して状況を伺うと「耳からの静脈注射を続けていますが、状況はあまり良くなくて、ご飯も食べていなければ、便も出ていないです。また明日の朝、お電話をください。」とのこと。
とにかく今日はお見舞いにも行けないなら、月曜日から早く帰れるようにしようと思い、溜まっていた仕事を片付けて。

「緊急時には電話します」と言われた携帯電話は、深夜まで鳴りませんでした。
深夜以降に何かあったら、翌朝9時以降に電話連絡がある、そう聞いていました。

半寝半起のような状態でインターネットで「急性胃拡張」について調べました。


詳しく記載されている記事を貼っておきます。
http://bunny-grass.com/byouki/archives/26.html

ただ…検索してヒットするページがあまりなく、ブログ等での経験談も数は多くなく。
おそらく獣医師によって病気の呼称が異なるために、ヒットする記事が少ないものと思われましたが、兎に角、お腹が痛いこと、非常に死亡率が高い病気であること、最悪の事態で開腹手術ともなれば生存率はますます低下すること…それだけはわかりました。


ケージを見てもチャチャがいません。
昨日は居たのに。

あんなにお腹が痛そうだったのに、強制給餌をしてしまった。
チャチャは何度も鬱滞になって、だけど何度も強制給餌で復活してきた経験だけに、頼ってしまった。
チャチャは今までも沢山大病をして、大丈夫だったんだから大丈夫、という気持ちと、経験が多くてもいつもと違うことがある、そんな恐怖と、飼い主としての不甲斐なさと。

空っぽのゲージの側で寝転びながら、とにかく、元気になって戻ってくることだけを願い続けました。

➡︎③へ続きます。

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